さて、2024年1月13日(土)、14日(日)の2日間、梅崎ファミリーが運営している風と土の自然学校に参加してきました。
今回、私が学んだこと、実践したことをあなたと共有したいと思います。
スケジュール(当初の内容)
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スケジュール(当初の内容)
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1月13日(土)
13:00 オリエンテーション&近況
13:30 【味噌の仕込み その1(大豆を煮る)
米糀の仕込み方
15:00 【手仕事】ミゴぼうき作り 普段使いのものを手づくりする
16:30 温泉へ
18:30 夕食
20:00 これからの時代の生き方・暮らし方&ビジョン作り
20:45 交流会
23:00 就寝
1月14日(日)
7:00 ウォーミングアップ
8:00【実習】もち米蒸かし&もちつき、汁物などの準備
11:00 味噌の仕込み
14:00 【ライフスタイル】「自分のシゴト」のつくり方
15:00 ふりかえりとまとめ
15:30 終了・解散
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もちもの
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・水筒
・マイカップ(食事の時に使用する自分用のコップ)
・寝袋
・洗面用具(歯ブラシなど)
・着替え、タオルなど
必要に応じて、
・耳栓
・常備薬
など
風と土の自然学校の場所とその周辺の天気
山梨県と長野県の県境で少し長野よりの冨士見町に、風と土の自然学校はあります。
道の駅こぶちざわから、車で5分くらいのとことです。
今回は、八ヶ岳は雪になり、マイナス8度まで気温が下がり、路面がアイスバーン状態で、坂道では多くの車が動くことができず、立ち往生していていました。
幸いなことに、私は超ビビリの性格のため、ローギア、ノロノロ運転、現地の人に迂回ルートを教えてもらうなどで、なんとか回避することができましたwww
今回の学びと実践
初日ですが、私は夕方まで別の用事があり、1日目は夕食からの参加になってしまいましたので、2日目にやったことのみのご紹介となります。
味噌作り
初体験の味噌づくり。
梅ちゃん、ナツキータさん(梅崎夫妻の呼び名)に教えてもらいながら、ゆかいな仲間たち(12期年間講座受講生)とやったことをまとめますね!
食材編(大豆、米麹、塩)
大豆(乾燥重量)100、米麹(こうじ)100、塩 50の重さの比率
出来上がりの重さは、概ね「大豆の重さの3、4倍」になります。
味噌玉を作る時に、どのくらい茹で汁(アメ、といいます)を入れるかによって重さは変わってきます。
あなたが何kgのお味噌を欲しいのか?
例えば、10kgのお味噌が欲しいなら、大豆2.5~3.0kgくらいになるそうです。
作る味噌の量に合わせて、この重さを比率で計算してみましょう!
⭐️塩きり麹編
まずは、塩きり麹をつくります。
さて、塩切りとは、米麹(こうじ)に塩を混ぜる作業のことを言います。
塩切麹とは
※出典 湯本味噌株式会社(福井県)のサイトより
塩と麹をまぜる
常在菌
人の手が混ぜることで常在菌(作る人、今回はメンバーみんな)が入り込む。
その利点として、人によって考え方があるようですが、ナツキータさん(梅崎さん奥さんの方)いわく、「一緒につくる仲間の菌が合わさることで複雑な、このメンバーならではのものになるんじゃないかな」とのことです。
ちなみに、常在菌とは、主に健康な人の身体に日常的に存在する微生物(細菌)のことです。
常在菌とは?
出典 ドクターズ オーガニック(通販サイト)
酵素が活性化する
手でこすりあわせることによる摩擦熱と手の温度が加わることで酵素が活性化するそうです。
酵素はタンパク質です。
酵素の活性化のためには、適温があり、36~38℃くらいとのこと。
参考動画
ちょっと詳しすぎて、難しいかもwww
⭐️大豆編
大豆をぐつぐつ煮たたせる
水を切り、ビニール袋に入れて、重しなどを使って、丁寧につぶして、ペースト状にする。
⭐️塩きり麹、大豆をまぜる編
「丸めて、美味しくなーれと言いながら、投げ入れる。」
投げる理由は、空気を抜くためと、氣(き)を手のひらから送り込むため。
塩きり麹とつぶした大豆をしっかり混ぜて、丸める。
しっかり、まざったら、味噌の表面を平らにしてラップをします。
ラップに抵抗があるなら、和紙、新聞紙、板酒粕とかでもよいです。
その上に、味噌樽の蓋として、今回は米袋を使いました。
それから半年くらい寝かします。(常温で)
※置く場所に注意!
トイレ、下駄箱の近くは置かない。理由は、雑菌が多いため。
そして、カビに注意すること!
餅つき編
最後に、風と土の自然学校についてのご紹介
梅崎夫妻が運営する風と土の自然学校は、長野県諏訪市富士見町にあります。
「持続可能な暮らし方を軸に、よりよい社会づくりに貢献します」というコンセプトにて、
自然と人、人と人をつなぐコミュニケーションを通じて、お互いを尊重しつつ、協力して、一人ひとりが自分らしく生きられる持続可能な社会をめざし、活動に取り組んでいます。
自然農とパーマカルチャーを軸にした田舎暮らしの体験や、実践的な循環型ライフスタイルをテーマにしたセミナーやワークショップを開催しています。
また、企業や団体、学校や施設等で、人材育成や教育に関わる方向けに、ワークショップや体験型セミナーの実施に役立つ、参加者をまきこみ、学びを促進するファシリテーションスキルに関する研修等をご提供しています。
出典引用:風と土の自然学校のウェブサイトより
ここは、農業だけでなく、循環型ライフスタイルの実践のための様々なテーマを年間講座として提供されています。
例えば、健康にまつわるもの(操体法)、草木染め、建築関連など専門性の高いテーマは、ゲスト講師を招き、同じ場所で同じ時間を共有しながら、参加者同士で楽しみながら、実際に手を動かすことで体現ができます。
もし、ご興味がありましたら、参加してみて下さいね!
お読みいただきまして、ありがとうございました。
くりたろう
おまけ
我が家の愛犬、ちび(♂)=左、ひな(♀)=右
滋賀県の琵琶湖畔にある保護犬シェルターから数年前に救い出した2匹です。
先住犬イチロー
10年近く、一緒に暮らした保護犬イチローです。がんで急死しました。
いろんな場所に旅したね!楽しかった思い出しかありません。
天国から我が家を暖かく見守ってくれています。
新たに我が家の一員となったひな(♀)が、イチローにそっくり(毛並み、色、しっぽ)です。
性格は真逆ですが……(イチローはおおらか、ひなは神経質)